Fly me to the moon

舞台の感想・おそらくほぼ宝塚

宙組エリザベート メモまとめ 千秋楽ライビュ

シシィは「迷宮を去る者だけが幸せになれる。だが、幸福な者だけが迷宮から抜け出せる」に似ている。物理的な脱出は真の自由にはなりえず “幸福な者“として、ヴィンデッシュがおかれる。

 

 

みりおんってほんと百発百中、コンクールおばけみたいな凄さある 彼女はふつーにふつーとして平常心でやってのけるメンタル強さ

まーさまって何かしらやらかすと、反動で何くそっってテンション上がるダイスケタカハシみあるなぁって前も思ったんだった

ラストみりおんにマジで涙があふれててあんなん泣くじゃろーー!!!ふたりしてすがすがしい顔してて!!ラスト飛び乗るしぐさ軽快すぎてどっか飛んでっちゃうかとおもった

まーさまが頑張ったねっていう目でみりおんを見たから、あぁみりおんも大変だったんだなぁって。コンクールおばけみたいなんて言ってごめんよって反省した

まーさまが手を広げて「おいで」感すんごかったなぁ凄かった タカタカタカッて駆け寄ったみりおんかわいくて めっちゃかわいかった

 

ずんルドと閣下がまるで同じ目をしててこれだよこれだよ!!!って内心手叩きまくってた

優等生な印象のずんルドにほしかったもの・・閣下との同調(シンクロ)で・・映像見ても多分そうなってると思うんだけど引き金引くときも表情そっくりで。それから闇堕ち目も素敵だったからアップになって嬉しかった・・

 

おそらく本来は閣下が上位で、シシィに「与える」造形なのだろうとは思うけれども(逆でも可)、それが今回不可分、分離できない、別々のようで根っこは繋がっているものだから、どちらが上とかなく絡み合っている・同列・対等な感じが心地良かったんだと思う

よい歌ってのは音程がぶれないとか音域が広いとかじゃなくて、最終的には音楽性だと思っていて まーさまの音楽センスすごく好き もーこれはセンス

 

シンフォニックな音をヅカで聞こうとは思わなかった(適当に雰囲気で言ってます)色彩が豊かで、繊細で

昇天の場面の音ね、すんごく素敵だったんだ、感情が乗るのは歌や表情だけじゃなくて、オケの音にもおめでとうがあふれていて

もーほんとに演奏者の皆さまの心まですっかり捕らえてしまったんだなって、笑えるやらなんやら

こんなに一体感のある空間はなかなかお目にかかれない

 

御崎せんせ本当に舞台に魔法をかけてくれて有難う・・ そしてまぁ様が、演奏者の感情まで巻き込んじゃったな、そんな音だなって

各シーンの中心は場面ごとに人が変わるけど、組子はいつでもまぁ様に寄り添ってる